黄昏の忘れ物
藤堂 玲子
Kayōkyoku
About
A quintessential Shōwa-era ballad featuring lush, sweeping string sections and dramatic orchestral swells that underscore the singer's poignant, emotional vocal delivery. The arrangement centers on a warm, analog-recorded piano and clean, spacious brass accents, perfectly capturing the bittersweet nostalgia of a lost urban romance.
Lyrics
(溜息が窓を曇らせる夜)
終電のベルが遠くで鳴り響き濡れたアスファルトに街灯が揺れるあの日あなたと歩いた坂道も今は知らない誰かの足跡ばかり
手帳の隅に隠した約束季節が過ぎれば色褪せるものね強がりばかり並べた手紙をポストへ落とす勇気もなくて
愛しい人よ 今どこにいますか千切れた雲が空を追い越してゆく振り返るたび 胸が痛むのは忘れられない面影のせいだわ夜風に溶けて 夢の続きを探しているの ひとりきり
駅前の改札 人波にまぎれ背中合わせに歩いた帰り道「またね」と言ったあなたの声だけが耳の奥でまだ 消えずに残る
グラスの中で氷が溶けてゆく溜め息ひとつ 飲み干すだけよあんなに深く愛した季節を誰にも言えず 抱きしめている
愛しい人よ 今どこにいますか千切れた雲が空を追い越してゆく振り返るたび 胸が痛むのは忘れられない面影のせいだわ夜風に溶けて 夢の続きを探しているの ひとりきり
戻れない日々を数えるよりも明日という名の坂を登るわたとえ誰かと違う道でもあなたと見た空は 嘘じゃないから
愛しい人よ 今どこにいますか千切れた雲が空を追い越してゆく振り返るたび 胸が痛むのは忘れられない面影のせいだわ夜風に溶けて 夢の続きを探しているの ひとりきり
街の灯りがひとつ消えてゆく静寂の中に あなたの名前そっと呼んだの 夜明け前
黄昏の忘れ物
藤堂 玲子
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