すり抜ける影
Ibukage
J-R&B
About
90年代の空気感を現代に蘇らせた、深みのあるサブベースとクリスプなドラムマシンが織りなすアーバン・ソウル。切ないファルセットのボーカルと、浮遊感のあるシンセメロディが、夜の孤独を優しく包み込む。
Lyrics
吐息が窓を曇らせる夜時計の針さえ 今は眠りの中指先でなぞる 君の気配
深夜二時の静寂が僕の心臓を叩くリズムになるあの日 君が置いていった甘い香りがまだ シーツに絡みついたまま戻れない場所へ向かうように思い出を一つずつ 紐解いていく
街の灯りが遠ざかる誰の目にも触れない 二人だけの秘密言葉よりも深い場所で君と僕の距離を 確かめていたんだ強がりな笑顔の裏側に隠した涙の理由を 知りたかったよ
交差点で立ち止まるたび不意に君を探してしまうんだ繰り返す日常の隙間から零れ落ちる 名前を呼ぶ声
抱きしめても すり抜ける影愛しさはいつも 孤独を連れてくる夜の淵で揺れる 僕らの欠片もう二度と戻らない 昨日を追いかけてただ君の温もりだけを 探している
スマートフォンの画面越し通知のない静けさが 胸を締め付ける既読のつかないメッセージ行き場を失って 消えていくんだ君が笑った あの瞬間の光も今はもう どこにも見当たらない
雨上がりのアスファルトに滲んだ街の風景が歪む忘れようとすればするほどに君の記憶が 鮮明に蘇る
抱きしめても すり抜ける影愛しさはいつも 孤独を連れてくる夜の淵で揺れる 僕らの欠片もう二度と戻らない 昨日を追いかけてただ君の温もりだけを 探している
もしも世界が 巻き戻せるならあの日 君の手を離さなかったのに嘘をついたのは 僕の弱さだ素直になれず 失った未来今はただ 夜の海に沈んでいこう
微かな歌声が 耳元をかすめる君が愛した あのメロディのように心臓の鼓動が 速くなるのは君を求めている 証拠なんだろう
抱きしめても すり抜ける影愛しさはいつも 孤独を連れてくる夜の淵で揺れる 僕らの欠片もう二度と戻らない 昨日を追いかけてただ君の温もりだけを 探している
夜が明けるまで あと少し君の記憶と 踊り続けようさよならのかわりに この歌を届かない場所へ 消えていくただ 君を想いながら静かに 終わっていく夜
すり抜ける影
Ibukage
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