助手席の残り香
月影 澪
J-R&B
About
90年代のJ-R&Bの質感を現代的に再構築したトラック。心地よいグルーヴを刻むベースラインに、クリスプなドラムマシンと浮遊感のあるシンセメロディが重なり、切ないファルセットボーカルが都会の孤独を際立たせます。
Lyrics
吐息が窓を曇らせる夜時計の針が止まるような静寂君の影だけが そこに揺れている
午前二時の首都高 流れる光の帯助手席の空席が やけに広く感じてあの日交わした言葉の熱をまだ指先が そっとなぞっている消し忘れたままの ルームライトが僕の孤独を 白く照らし出す
戻れない場所へ向かう 迷子のような心君の香りが シートの隙間に残る追いかけるほどに 遠ざかる背中夜風にさらわれて 溶けていく
抱きしめた温度が まだ冷めないまま月明かりに染まる 君の横顔を夢見る解き放てない思いが 胸を締め付けて言葉にならない願いを 夜空へ投げたただ君だけを 見つめていたかった終わりゆく季節に さよならも言わずに
街の灯りが 滲んでいく景色行き場を失った 甘い記憶の欠片誰かを愛することの 脆さを知ってまた一つ 強がりを重ねていく鏡に映る 見慣れない表情誰のせいでもない 独り言が響く
触れ合う距離が 愛しさの限界だったあんなに近くにいたのに 遠く感じてた答えを探して 彷徨う午前四時静寂だけが 僕を優しく包む
抱きしめた温度が まだ冷めないまま月明かりに染まる 君の横顔を夢見る解き放てない思いが 胸を締め付けて言葉にならない願いを 夜空へ投げたただ君だけを 見つめていたかった終わりゆく季節に さよならも言わずに
もしも時間が 巻き戻せるのなら震える手を 強く握りしめていたありふれた日常が 宝物だったこと今さら気づいて 立ち尽くしている
抱きしめた温度が まだ冷めないまま月明かりに染まる 君の横顔を夢見る解き放てない思いが 胸を締め付けて言葉にならない願いを 夜空へ投げたただ君だけを 見つめていたかった終わりゆく季節に さよならも言わずに
夜が明ける前に この夢から覚めて新しい朝が また僕を連れ去る君のいない場所で 明日を探すよ静かに消えていく 残像だけを抱いてさよなら 遠い人さよなら 愛した人
助手席の残り香
月影 澪
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