雨上がりの街角に溶けて
秋霧 誠
Kayōkyoku
About
70年代の哀愁漂う歌謡曲のスタイルを継承し、重厚なストリングスとピアノの旋律が交差するドラマチックな楽曲。情感豊かなボーカルが都会の孤独を歌い上げ、サビに向けて壮大なオーケストラ・スウェルが楽曲の切なさを際立たせる。
Lyrics
雨上がりの街角 濡れたアスファルトに滲む街灯の灯りが 昨日の影を連れてくる
終電を逃した駅のホームで手持ち無沙汰に 煙草を燻らせるあの日 君が笑って見せた横顔記憶の奥で 少しだけ色褪せてゆく
人混みに紛れて歩く この都会の夜誰の足音も 僕を追い越してゆくポケットに突っ込んだ 冷えた指先を強く握りしめて 自分を確かめていた
季節が巡るたび 何かを捨てて大人になるなんて 嘘だと笑いたい引き出しの奥で 眠る約束は今もまだ 僕の胸を締め付ける
さよならのかわりに 飲み込んだ言葉が夜霧に溶けて 星も見えない空へもう二度と戻れない あの日の情景を胸に抱いて 僕は歩き続ける愛しすぎて 切なすぎる夜を越えて
ショーウィンドウに映る 見知らぬ自分の顔いつからこんなに 寂しげな目をしたのか電話ボックスの受話器を 置いたまま伝えたい想いは 風にさらわれてゆく
過ぎ去った時間は 戻らないけれど君がくれた温もりは 消えやしないたとえこの街が 形を変えても僕の心は あの日で止まったまま
さよならのかわりに 飲み込んだ言葉が夜霧に溶けて 星も見えない空へもう二度と戻れない あの日の情景を胸に抱いて 僕は歩き続ける愛しすぎて 切なすぎる夜を越えて
もしも明日が 違う色をしていても君の面影を 探してしまうだろう雨に濡れたコートの 肩を叩いて思い出の数だけ 強くなれると信じて
さよならのかわりに 飲み込んだ言葉が夜霧に溶けて 星も見えない空へもう二度と戻れない あの日の情景を胸に抱いて 僕は歩き続ける愛しすぎて 切なすぎる夜を越えて
街灯が消えてゆく 夜明け前の静寂にただ一人 君の名前を呼んでみた届かない言葉が 朝焼けに染まるさよなら 昨日の僕にさよなら 愛した人よ
雨上がりの街角に溶けて
秋霧 誠
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