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黄昏のレコード針
Duration4:45

黄昏のレコード針

藤堂 鏡花

歌謡曲

About

昭和の哀愁を色濃く反映した、重厚なストリングスとブラスセクションが特徴的なオーケストラ・ポップ。感情豊かなボーカルが、失われた夏の日への切ない郷愁をドラマチックに歌い上げます。

Lyrics

intro

雨上がりの舗道に 街の灯が滲んで誰かの溜息が 夜の隙間に消えてゆく遠い日の約束を 抱きしめたまま時計の針だけが 無情に刻む

verse

終電のベルが鳴り響く駅の隅で肩を寄せ合った あの冬の帰り道君が残した 香水の残り香さえ今ではもう 思い出の中に溶けていく

verse

路地裏の猫が 独り言をこぼして僕の行く先を 見つめているようだ変わらない景色 変わってしまった二人背中合わせのまま 季節は巡る

pre-chorus

指先に触れた 冷たい風が君の面影を 連れてくるようで振り向けば そこに誰かいる気がして立ち止まる足元 水たまりが揺れる

chorus

さよならさえ 言えなかったあの夏の日心は今も あの角を曲がったまま愛しすぎて 壊れそうだった言葉を夜空の星に そっと預けている涙も枯れるほど 恋焦がれた街角で僕は今も 君を待っている

verse

ショーウィンドウに映る 疲れた顔を見てふと立ち止まり ネクタイを緩めたあの日僕らが 夢見ていた未来はこんなにも静かな 夜を連れてきたのか

verse

レコードの針が 何度も同じ場所で躓くように 思い出を繰り返す君が笑った あの瞬間の光が今も胸の奥で 痛いほど光る

pre-chorus

すれ違う人の 足音だけが僕の孤独を 浮き彫りにする名前を呼んでも 届かない場所まで君は遠い 夢の続きへ歩き出した

chorus

さよならさえ 言えなかったあの夏の日心は今も あの角を曲がったまま愛しすぎて 壊れそうだった言葉を夜空の星に そっと預けている涙も枯れるほど 恋焦がれた街角で僕は今も 君を待っている

bridge

戻れない日々を 嘆くわけじゃないただ あの頃の僕らを 愛していたいだけ過ぎ去った時間は 戻らないけれど記憶の中の君は 永遠に色褪せない

bridge

街の灯りが 一つずつ消えてゆく僕の夜も 少しずつ眠りにつく明日になれば また違う風が吹くから君のいない街で 生きていこう

chorus

さよならさえ 言えなかったあの夏の日心は今も あの角を曲がったまま愛しすぎて 壊れそうだった言葉を夜空の星に そっと預けている涙も枯れるほど 恋焦がれた街角で僕は今も 君を待っている

outro

夜が明けるまで あと少しだけこのまま 目を閉じていよう君の夢を 追いかけていたあの日の僕に 会えるような気がして静かな夜に 溶けてゆく

黄昏のレコード針

藤堂 鏡花

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