終電のホーム、滲む街灯
藤堂 結衣
歌謡曲
About
80年代の哀愁を色濃く反映した、叙情的な歌謡曲バラード。ピアノと繊細なストリングスのアレンジが際立ち、サビでの壮大なオーケストラル・スウェルが聴き手の感情を揺さぶる。
Lyrics
都会の隅で拾った 色あせた古い地図君と歩いた坂道は 今では別の顔してる窓辺に置いたサボテンが 小さく花を咲かせた季節外れの冷たい風が 心に触れて通り抜ける
終電間際の駅のホーム 肩を寄せ合う影法師あんなに夢中で語り合った 未来はどこへ消えたの煙草の煙が揺らめいて 視界が少し滲む夜引き出しの奥に隠したままの 返事のない手紙一枚
大人になるってことは 何かを捨てていくことわかっていたはずなのに まだ胸が痛むのはなぜ
さよならさえも言えずに ちぎれた恋のつづき街の明かりが遠くで 涙を隠すように瞬くもう二度と戻らない あの日の笑顔のままでせめて夢の中でだけ 君と笑い合いたいから
雨上がりのアスファルト 濡れた靴底の感触ふいに誰かの香水が 記憶の扉を叩くの変わらないのは僕だけだと 鏡の中の顔を見て時の流れの残酷さを 静かに受け入れているよ
約束なんていらない ただ寄り添うだけでいいそんなわがままさえも 今は遠い幻のよう
さよならさえも言えずに ちぎれた恋のつづき街の明かりが遠くで 涙を隠すように瞬くもう二度と戻らない あの日の笑顔のままでせめて夢の中でだけ 君と笑い合いたいから
季節が巡り 花が散っても君の面影は 消えることがなくてせめてこの歌に すべてを込めて夜空に放つ 届かぬ想い
さよならさえも言えずに ちぎれた恋のつづき街の明かりが遠くで 涙を隠すように瞬くもう二度と戻らない あの日の笑顔のままでせめて夢の中でだけ 君と笑い合いたいから
街の灯りがひとつ消えてまた明日がやってくるだけさよなら さよなら 愛しき人よ静かに夜が明けていく
終電のホーム、滲む街灯
藤堂 結衣
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