坂道の影
水野 栞
歌謡曲
About
昭和の哀愁を色濃く反映した、重厚なストリングスとピアノが織りなす王道の歌謡曲バラード。感情を揺さぶる切ないボーカルと、クライマックスに向けて壮大に広がるオーケストラル・スウェルが、過ぎ去った季節への郷愁を鮮やかに描き出します。
Lyrics
人波に紛れて 消えた背中を追いかけることもできず 立ち尽くす駅の隅冷えた指先で コートの襟を立て見慣れた景色さえ 今日はひどく遠く見える
あの日の約束 書きかけの手紙引き出しの奥底で 埃をかぶったまま誰かの噂話 気にするふりをして本当の気持ちだけ 隠し続けていたの
終電のベルが 心に突き刺さる戻れない季節を 数えても仕方ないけれど
さよならのかわりに 滲んだ街の灯あなたと歩いた 坂道の影が揺れる愛しさが溢れて 夜を抱きしめるたび胸の奥で 時計の針が止まるの
窓辺に並べた 色あせた写真思い出はいつも 美しすぎて困るわ通り過ぎる風が あなたの香りを運ぶ夢から覚めた朝は なぜか涙がこぼれる
季節は巡り 街も色を変えていくそれでも心は あの日のまま立ち止まる
さよならのかわりに 滲んだ街の灯あなたと歩いた 坂道の影が揺れる愛しさが溢れて 夜を抱きしめるたび胸の奥で 時計の針が止まるの
強がりばかりを 並べてたあの頃素直になれたら 何か変わっていたのかな星屑のような 淡いときめきさえも今はただ静かに 記憶の中に溶かして
戻れない日々を 嘆くことはしないと決めたはずなのに また名前を呼んでしまう夜明け前の静寂 独り言が響いて震える肩を 抱きしめて耐えている
さよならのかわりに 滲んだ街の灯あなたと歩いた 坂道の影が揺れる愛しさが溢れて 夜を抱きしめるたび胸の奥で 時計の針が止まるの
巡る季節のなかで あなたを探してるいつかまた会えると 信じて待ち続ける遠い街のどこかで 同じ空を見上げてるさよなら さよなら 愛しき人よ明日が来ても 心はここにあるの
坂道の影
水野 栞
Preview