北の港の独り酒
瀬戸内 志乃
Enka
About
A deeply emotive Enka ballad featuring a haunting shamisen melody intertwined with a weeping violin. The vocal performance utilizes dramatic melismatic phrasing and characteristic vibrato to convey the profound loneliness of a cold, rainy night at a northern port.
Lyrics
雨の降る夜は 灯りも細く指の先まで 凍えるようで誰を待つのか 知らぬふりして徳利の底を 見つめてる
北の港の 人影消えて波の音だけ 壁を叩くよあなたと交わした 約束ひとつ海に流した 夢の跡情けのかけら 拾い集めて今日も独りで 酌み交わす
捨てたはずだよ あの日の面影なのに心は 逆戻り季節が変われば 忘れるなんて嘘だと誰か 叱ってほしい
あぁ 未練の雨が 心に降りて消えぬ痛みを なぞるだけ抱いてください 今夜だけでも夢の続きを 見させておくれ戻らぬ背中 追いかけて夜が明けるまで 泣き明かす
白い吐息に 名前を書いて窓を叩けば 風が鳴るだけあれから幾度 暦をめくり春を待つのが 癖になった隣の空席 埋めることさえ出来ずに生きて おりますよ
あぁ 未練の雨が 心に降りて消えぬ痛みを なぞるだけ抱いてください 今夜だけでも夢の続きを 見させておくれ戻らぬ背中 追いかけて夜が明けるまで 泣き明かす
手紙も書かずに 去りゆく人に恨み言など ありませんただ寂しさの 行く先だけを教えてほしい それだけなのです
あぁ 未練の雨が 心に降りて消えぬ痛みを なぞるだけ抱いてください 今夜だけでも夢の続きを 見させておくれ戻らぬ背中 追いかけて夜が明けるまで 泣き明かす
雨がやんでも 心は濡れたままあなた恋しと 酒が泣くあぁ あぁ……夜が更けゆく ひとり酒
北の港の独り酒
瀬戸内 志乃
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